大粒で甘くジューシー!東北のイチゴの特徴と選び方

東北全県で体験できるイチゴ狩り

大粒で、ジューシーかつ甘い。ビニールハウスの中で丹精を込めて栽培されている東北のイチゴは、世界に誇る絶品フルーツです。

東北には各所にイチゴ農園があり、どの県に行ってもイチゴ狩りを楽しめます。30分~1時間で気軽に体験できるイチゴ狩りは、訪日旅行の思い出づくりにもぴったりです。

冬を中心に1年中楽しめる東北のイチゴ


東北では1~5月ごろにイチゴ狩りが楽しめる農園が多くあります。また、東北には、それ以外の時期に収穫できる「夏秋いちご」を栽培しているため、イチゴ狩りが1年中楽しめる農園もあります。

人気品種が多く栽培されている東北のイチゴ農園


100年以上前に始まった日本のイチゴ栽培は、おいしい品種を生み出そうとする農家たちの挑戦の歴史でした。

こうして生み出された多くのイチゴの品種の中でも、東北では「とちおとめ」「紅ほっぺ」「あきひめ」「もういっこ」といった、人気のある品種が栽培されています。

東日本でもっとも人気のある品種「とちおとめ」は、甘さの中にほどよい酸味があります。収穫時期は11月~6月頃です。

「紅ほっぺ」は、鮮やかな赤い色と、甘味と酸味のバランスの良さが特徴の大粒のイチゴです。収穫時期は1~6月頃です。

「あきひめ」は、長い円錐形をしていて、やわらかい果皮とジューシーな味わいが特徴です。12~5月頃が収穫期です。

さらに、宮城県でつくられた東北オリジナルの品種として、「もういっこ」があります。甘味と酸味のバランスが良く、果肉がしっかり詰まっているのが特徴です。1~4月あたりが旬となります。

東北には、複数の品種が食べ比べできる農園もあります。ぜひ、自分の一番のお気に入り品種を探してみてくださいね。

ポイントはヘタ!おいしいイチゴの見分け方

イチゴ狩りをする際は、ツヤがあり、果肉全体が均一に色づいているものを探しましょう。果皮のツブツブがくっきりしているか、ヘタが緑色かどうかも、おいしいイチゴを見分けるポイントです。

イチゴをおいしく味わうコツは、ヘタを取った後、ヘタ側から食べること。イチゴはヘタと反対側の先端部の方が糖度が高いため、ヘタ側から食べると最後まで甘味を感じられるのです。

おみやげにオススメ!東北の農園で買えるイチゴの加工品


多くの東北のイチゴ農園では、イチゴから作ったお菓子やワインといった加工品も販売されています。イチゴ狩りを楽しんだ後、おみやげに購入してはいかがでしょうか。